雨で外に行けなのでー

織田信長が光秀に包囲されて本能寺でつぶやいた。
『是非に及ばず』と。
この受け止め方は多様だが、拙は“結果としてこうなっちゃぁ良いも悪いもありゃしねぇ”と言う事だと思うなぁ。
この本の主人公は倒れてから数日有ったので、信長と違って色々と言い残せた。
しかし時の流れは人の思慮など押し流す。
結果は“良いも悪いもありゃしねぇ”になるのだよ。
と、言いつつも塩野七生さんの著作は内容豊富だけど読んでいてつまらん。
年代記風なので尚更面白くない。
だけど、十字軍物語は結構面白かったし、このフリードリッヒ2世もまた同様だ。
何か突き抜けたのかな。作風が変わったような気がする。
雨で外出できないヒマ人向けにどうぞ。