森友民事裁判始まる

皆さんおっはよー。夜に強い雨で、朝に雷鳴が轟きました。
今は空も明るくなっています。晴れるかな。

森友文書買い残で自死した財務所職員の妻が国と佐川元国税庁長官を相手取って民事訴訟を起こした。
その裁判が始まった。
傍目で見れば『記録改ざんを命じられて公僕としての呵責に耐えかねての自死』と思われる。
上司だった佐川にしても、財務省にしても『死ぬ程のものではないだろう』との安直さが今もある。
だが、歴史を顧みれば“史実を曲げるような史書の記述を求められて、それを拒否して自死した史官”はかなり存在するのだ。
自分の命よりも“公の行くべき道”を上位に置き、文字通りに「自らの命と引き替え」に上司の忖度・曲学阿世に抗議した事になる。佐川サイドは「公務員が職務中の行為で他人に損害を与えた場合、賠償責任は国が負い、公務員個人は責任を負わない」という判例を挙げているが、これはまっとうな業務に対して出会って、不当な指示までカバーするとは言えないだろう。
それを“公務員の職務における云々”で棄却を求める被告側の姿は何と醜い事か。
この裁判を司る裁判長も試される事になる。
現在の権力に従うか、それとも‘人の理’に従うかだ。
今のところ、佐川と財務省は“人非人”と誹られても仕方あるまい。

何処にカエルかな。