いつの世にも曲学阿世の輩は居るものだ

昨夜読み上げた一冊。寝物語にと呼んでいたら、面白くて逆に目が冴えた。
滋賀・奈良・京都・大阪に渡る故事来歴を捏造した古文書が堂々と出回っているのだそうだ。
それを捏造した当人の名を採って“椿井文書”と言うそうな。
偽文書ながら、世に需要があって商い半分・趣味半分で量産したものとの事。
需要があるが故に今も各地の旧跡や自治体の由緒・縁起にこじつけられて真正文書として扱われているらしい。
近江・大和・山城・河内などにある古跡は見直した方が良いカモね。
嘘も百篇言えばとなれば、お隣の文さんと同じになるよ。