想定外はどこでも、いつでも現れる

英国のとある村で毎朝7時になるとインターネットが途切れる現象が1年半も続いていたそうな。
ネットワークを点検し、ケーブルを替え、手を尽くしたが現象は治まらない。
そこでネットワークの事業者から依頼された技術者の調べで、どこかから家電ノイズが入っている疑いが提起された。
技術チームが‘スペクトル分析機’なる器具を用いてノイズの放出場所を絞り込み、一軒の家に辿り着いたそうだ。
そこの住人は毎朝7時になると古いTVのスイッチを入れていた。
そのTVが問題のノイズを撒き散らしてインターネットを遮断していたのだ。
かくて古いTVはお払い箱となり、村の人々には正常なインターネット環境が帰ってきたそうな。
‘想定外’は何処でも、いつでも現れるものだな。

チュンもどこでも、いつでも現れまチュ。