ベラルーシも揺れる

ベラルーシが揺れている。こちらは地震では無くて大統領選挙の不正が焦点だ。
26年も独裁を保ってきた政権が、現職勝利の選挙結果を発表したが国民が納得しない。
対抗馬だった野党候補も隣国に逃れて選挙の不正を糾弾している。
この選挙において現職側が“国際監視団”を拒否したために、選挙結果の正統性の裏付けがない。
しかも従来は現職支持だった国営企業の従業員も反政府に立場を変えた。
そこでベラルーシ政府はロシアに助けを求めているが、プーチンさんがこの火中の栗を拾うとも思えない。
プラハの春からおよそ50年。自由を求める声は揺り戻しを受けながらも徐々に大きくなっていく。

希望はいつも在る。