歴史は面白い

丁卯胡乱とか、丙子胡乱とかという言葉がある。
胡乱と字を見れば❛野蛮人が暴れる❜と意を汲める。
これは中国の明を攻略しつつあった❛後金(のちの清国)❜を小中華思想で蔑視した李氏朝鮮・仁祖が親明反後金の立場をとって背後から侵攻姿勢をとったために丁卯(1627年)の年にぶっ叩かれて和議(降伏だろう)。
次いで丙子(1636年)にも、親明(ようするに事大主義)の立場で、国号を清と改めた後金を承認せずに戦おうとしたために清軍の侵攻を招き、戦慣れした清軍に翻弄されて大敗した。
この時に清の皇帝❛ホンタイジ❜に跪いて三度額を地に擦り付け、にじり寄ってはまた同じ事を繰り返し、三度跪いてにじり寄り、九度額を地に擦り付ける恥辱(三跪九叩頭と言う)を以って属国として冊封される事で朝鮮王の存続を得た。 胡に小華が負けた。
豊臣秀吉が侵攻した壬申倭乱どころではないのであるな。
なのに、秀吉を散々誹謗する割にはこのホンタイジを非難する韓国民は居ない。
何故か?政府にとって不都合な歴史は教えないからだ。
刊行の言う正しい歴史など、その程度のものだ。
そんなのに言い負かされている日本人は、もっと馬鹿なのだ。ははは。
グチュチュ。