スウェーデンの判断は是か非か

大邱肺炎対策でスウェーデンが世界の注目を集めている。
この蔓延を防ぐために各国は地域封鎖や外出禁止を繰り広げているが、スウェーデンだけは放置状態なのだ。
目論見は“国民が感染する事で免疫ができて感染そのものが止まる”と言う期待だ。
だから感染者死亡率が他国と比べて何倍も高い。
単純に死者数では周辺国の10倍だ。
だが、それでも経済は動き、日常は変わらない。

まぁ高齢者死亡率が急伸するだろうけどね。
この“多少の犠牲は厭わない”姿勢は集団免疫が獲得できるという前提で行っている。
しかし、大邱肺炎での免疫形成はとても弱いようだ。
治癒したはずの患者が2度・3度と発症する事もままあるそうだ。
結果は大邱肺炎の収束で見るしかないが、それまでにどれだけの犠牲者を数えるのだろうか。
非常に勇気の要る選択ではあるけどね。

不機嫌そうなコムクドリ。きっと寝起きが悪いのねぇ。