韓国が憧れるノーベル賞、無いものねだりになる理由

韓国がノーベル賞受賞者輩出を目指して2011年に立ち上げた“基礎科学研究院”が政治的に行き詰っているらしい。
李明博政権で日本やドイツに並ぶノーベル賞受賞者を産み出すべく発足したが、今の文政権になってあれこれ茶々が入りだしたようだ。。
まだこれと言った成果も無いようだが、文政権にとってみれば前政権での政策効果などが出たら迷惑なのだろう。
設立して8年で初心は消えたようだ。
反日不買も長くて8年かな。 ははは。

韓国や中国では自然科学や医学でのノーベル賞受賞が殆ど無い。
確か中国の医療研究者の女性一人だけのはずだ。
何故か? それにも儒教が関係している。いや儒教が阻害してきたのだね。
中国や半島の秀才は、文字通りに“科挙”を目指す。 役人になるために。
この科挙の試験に合格した者を“秀才”と称したのよね。 単に頭が良いだけじゃダメ。
科挙の試験は四書五経とかの儒学の経典からの出題になる。
極端な話だが、四書五経やその注釈を全て暗記して、駢儷体とかの作文手法を身に付け、見事な答案を文書にして提出するのだ。

最優秀者の答案が、その他の答案の一番上に置かれて、皇帝がそれを読む。他を圧することになるからね、“圧巻”の語源になった。高級官僚になればワイロでウハウハだ。

一族郎党漏れなく恩恵に与れるが、今の世だと汚職でムショ行きになるけどね。

朴槿恵さんも李明博さんも、それで引っ括られている。次は文さんかもね。)

 

全ての頭の良い連中が四書五経などの勉強に没頭すると、誰も自然科学などに見向きもしなくなる。
だから、中国では漢の頃の方位磁石とか火薬とか紙とかを除くと、その後なーんにもこれと言った発明が無い。  
その、なーんにも無いまま漢代に儒教が御用学問になって以降、近代から現代にまで続いている。
ガリ勉だけでは自由な発想での研究など生れないからね。
これが中国や半島でノーベル賞学者が生れなかった具体的理由なのだ。
中国では良いも悪いも文化大革命でその気風もかわったようだ。
だが、半島では今も連綿と儒教文化が残り、頭の良いヤツは全て政治家や官僚になろうとするのさ。
根気よく基礎研究に勤しむ基盤が無い国に、ノーベル賞はやってこないよ。
成果が出ないので嘘の研究発表をやるような国にはノーベル賞は来ないよ。
能無し賞とか火病症とか虚言症とかは豊富になるけどね。  ムラサキツユクサ